東京大学の伝達式(紺綬褒章)のご報告(こちら)

クローズアップ現代に出演して学んだ3つのこと

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4479/

学び1 人に親切にすること

あたりまえのことなのですが「人に親切にすること」。

少し詳しい経緯

もともと、日本組織内弁護士協会のお問い合わせフォームから、NHK名古屋局の制作部の方(そして今日まで強力なパートナー関係になっていきます)のお問い合わせがありました。

私が、規制改革推進会議WGのプレゼンとりまとめなどの事務をしていたので、喜んでお引き受けして、押印と法律について、持っている情報を丁寧にお伝えしました。例えば、Zoomで3回ほど、メールでは数え切れないDisucssionをしたと思います。

もともとはNHK名古屋局で中部8県向けのローカル番組を制作されるとのことで、名古屋局の番組出演自体も最初から話があったものではありませんでした。

私のミッションは「困っている人に最高のアドバイスを差し上げること(法律に限らない)」です。

この過程のいずれの時点でも、NHK名古屋局のチームの皆様様が、最新の正しい情報に基づいて、最高の番組を創るお手伝いができればそれだけで幸せでした。その後、ご存知のように、説明がわかりやすいから(=これは他の会議同様、事前にきちんと調べ、練習していたからという弁護士業の基礎です)とのことで名古屋局の番組にお呼びいただき、さらに、BSでの全国再放送、そしてクローズアップ現代の目に留まり、クローズアップ現代の出演に至りました。

まとめ

外的要因をインセンティブにせず、内的要因(自分のミッション)をインセンティブにすれば、親切にしているだけで満足に生きれます(逆にTV出たい!とか外的要因をインセンティブにしたらきっとコントロールできないことにがっかりしたり、変な期待をしてしまいます)。

学び2 オンラインで高品質なパフォーマンスをするための機器を揃えた

MacBookの内蔵カメラは画素数低すぎだよ、と以前友人が教えてくれました。

それを思い出して、NHK全国放送にオンラインしかもミスが許されない生放送でとのことだったので、直ぐに下記マイクとカメラを購入しました。

イヤホン:(以前からつかっている)AirPods

NHKのプロも「AirPodsでイヤホン・マイクともに高品質でOKですよ〜」とのこと。

マイク:マランツプロ USB コンデンサーマイク ポップフィルター/ショックマウント搭載 在宅勤務/放送/ストリーミング/ゲーム実況/Skype/テレビ会議 ドライバー不要 スタジオグレードのサウンド Umpire

カメラ:ロジクール ウェブカメラ フルHD 1080P 60FPS ストリーミング ウェブカム AI オートフォーカス 自動露出補正 自動ブレ補正 ストリームカム StreamCam C980OW オフホワイト USB-C接続 国内正規品 2年間メーカー保証

録画を見ても、生放送に耐えうる画像と音声でした。パチパチ👏

学び3 自分が話したいことを話すのではない

最後に、これは、講演会やプレゼンの機会をいただいたさいに気をつけていることTVも同じだと気が付きました。

番組を作る方々がいます。そこには指揮者のように「何を視聴者に届けたいのか」という思いを持った方々がチームで動いています。放送の先には、お茶の間の視聴者の方々がおり、視聴者の中の番組モニターは番組を良い・普通・悪いなど評価します。

そうだとすると、多くの候補者から機会を与えていただく際に、自分のようなものにも必ず使命・役割があります。その使命・役割をしっかりと「聴き」(聞くではない)、「聴き」、「聴き」、さらにわからなければもっと「聴く」ことをした上で、自分のScopeをIdentifyしていきます。

そうするとおのずから自分が発する数フレーズの中に、何を盛り込むべきかがワンメッセージで煮詰められていきます(そしてこれが難しい)。

この点、武田アナ、ジェイソンさん、宮田先生などTVをお仕事の場とされていいる方は、こちらが数時間かかってワンフレーズを煮詰めている一方で、ストーンストーンと次から次に魔法のようなフレーズが出てくる。本当にすごいことです。

番組放送前の事前討議の際は、武田アナ、ジェイソンさん、宮田先生や皆様とはじめておはなしして、心からワクワクいたしました。

放送後、色々と本を書って、上記の問題意識を深堀りしています。

さいごに

身に余る大役でした。やり遂げられ肩の荷が下りました。

すべて、皆様方の見えるところ見えないところのご支援のおかげでです。ニコニコしていたのは、「これは生涯一度きり。せっかくだから楽しもう。」と考えていたからです。

どうなる?ハンコ社会ニッポン(写真・書き起こしあり↓)

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4479/index.html

二度とない貴重な経験を後生大切にして参ります。2020年本当に様々な方々がご縁・チャンスを与えてくださり、一層、独力でないことを肝に銘じ、襟に書き、研鑽を地道に続けて参ります。


(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。

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